~ 実際の就活まで① ~
前回の記事で、お金を稼ぐ意味について考えていました。
そんなこんなで、就労移行支援事業所で勉強を開始しました。
が、そんな一筋縄でいく女ではありません(笑)
波乱含みの学習が開始となりました。
だって私、パソコン嫌いだもん。
「ハア!?」って思いますよね。
私も思います。
事業所で勉強を始めて1ヶ月経つか経たないかの時、つい言ってしまいました。
「パソコン嫌いなんです」
ポツリと周りに聞こえるように。
いや、あれはボツリとかな。
そしたら、
『生業って言葉知ってる?』
って。
当然知っているし分かるんだけど、
Excelはやりたくなかった。
Excelがわたしを拒否してたんじゃない?っていうくらい
計算式が言うことを聞いてくれなかった……。
しかし、その言葉でやる気スイッチが入った。 ポチッとな!
昔から持っている「なにくそ魂」に火をつけたのです。
負けん気だけは強かった!
負ける事が嫌いなわたしは、その言葉でスイッチオン。
それは日々の行動にも現れていたようです。
就労移行支援事業所を体験利用開始から、1週間後にひとつ年上の女性が体験で入ってきたのです。
なぜかその女性にスゴくライバル意識があった私。
でも、パソコンで分からない箇所があっても、その子はガンガン質問しているのに、
私は『分からない』がなかなか言えなくて……。
そんなある日、「私ってパソコン○○さんに負けてますよね…」と相談。
今となっては勝ち負けの話か?? と思うのですが、当時は重大なこと!
これに対するお返事は
『技術面では負けてない。でもこう……ガツガツやるぞ! っていう心理面で負けてる』
図星突かれて凹みました。
と同時に『絶対負けん』という妙なスイッチが追加され、
なんとか少しずつ自分から質問出来るようになってきたのです。
負けん気だけは強く、勉強も『無理はせんけど、無茶はする』という
支援者さんとの合意の下、資格取得や障害者合同面接会に参加したりと
非常に濃密な1年半を過ごさせて頂きました。
でも、その合同面接会が最も大変な試練の幕開けになるのです……。