~ 本当の自分と戦わないと離職する ~

仕事が大変!辞めたい!

そう思うことはないですか?
 
何? 毎日思ってる? それは大変だ。
 
発達障害者の離職は健常者の離職とは少し違うような気がするのです。
 
健常者は本当の自分と向き合って離職する。
 
でも発達障害精神障害ある人は多分、本当の自分と向き合ってるようで向き合っていない。
 
実は、発達障害精神障害方が離職するに当たって3人の登場人物がいるのではないかなと思うのです。
 
1人目 自分
2人目 天使の自分 
3人目 悪魔の自分
 
自:仕事しんどい。人間関係も上手くいかないし障害のことも会社は理解してくれないな。もう辞めたい!
 
悪:辞めちゃいな、辞めちゃいな。あんたは障害者なんだ。辞めたって誰も文句を言わないさ。しんどいんだろ?
 
天:ちょっと待って! 考え直してよ。就職するのも大変だったじゃないの。家族も喜んでいたでしょう!
 
自:……確かに、社会的には辞めても健常者みたいにはいろいろ言われないかも。ぶっちゃけしんどいのはしんどいし。でも家族はこのしんどさを話したら理解してくれた。もう2年は働いた、辞めよう。
 
 
どれも私の意見。どれも私の感情。どれも私の……?
 
いや、ちょっと待ってください。
 
ここには、どこにも本当の自分が出てこないのです。
 
全てが社会的な見方や家族の考えで、少しも『本当の自分』の考えが含まれていないのです。
 
自分で都合のいいように理由づけして、誰にも非難されない辞める理由を上手く見つけ出してるんです。
 
悪魔の自分は自分の弱い考えを正当化しようとする。
 
天使の自分は他人の意見や過去を持ち出してきて引き留めようとする。
 
ん? 自分の意見は?
 
仕事がつらい、辞めたいと言っている方に「辞めるな!」と言っているわけではありません。健康上やむを得ず離職ということもあると思います。
 
しかし、本当の自分がいない状況で辞める方は実は多いのではないでしょうか?
 
 
本当の自分がいたのなら……
 
自:仕事しんどい。人間関係も上手くいかないし障害のことも会社は理解してくれないな。もう辞めたい!
 
悪:辞めちゃいな、辞めちゃいな。あんたは障害者なんだ。辞めたって誰も文句を言わないさ。しんどいんだろ?
 
天:ちょっと待って! 考え直してよ。就職するのも大変だったじゃないの。家族も喜んでいたでしょう!
 
自:……確かに、社会的には辞めても健常者みたいにはいろいろ言われないかも。ぶっちゃけしんどいのはしんどいし。でも家族はこのしんどさを話したら理解してくれた。もう2年は働いた、……
 
ちょっと待って!!!
 
本当の自分:まだ2年だよね。新人さんだよ。ていうか辞めても転職先探す自信もないし、社会的には許されるかもしれないけど、私はそんな自分を許したくはない。次のお給料でネックレスを買うために働こう!
 
 
伝わりにくいかもしれませんが、社会がどう思うとか、家族がどう思うとかではなく、自分はどうしたいかにかかっています。
 
何事もそうですが、自分の人生は自分のものです。
 
社会や家族のものではありません。
 
後々、『お母さんが辞めてもいい』って言ったよ。
 
などと人のせいにしないためにも、常日頃から自分の意見を持つことは大切な事だな感じています。
 
 
 
祖父に『私にどんな人に
 
追伸:
この前祖父に「私にどんな人になってもらいたいとか、どういう風に生きて欲しいとかある?』と聞くと
 
「おまえらしく生きるのが一番良い」と。
 
そっか。
 
今までだいぶヤバい生き方をしてると思うんだけど(笑)  
 
ありがと、じいじ。
 
 
 
 
 
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