～ ファッションと感覚過敏 ～
昔から好きなお洋服。
しかし、ハタチになるまでは下はロングスカートかデニムしか履けず、ファッションの幅は狭いものでした。
理由は簡単、感覚過敏です。
皮膚やストッキング越しに風が当たる感覚が、なんだか気持ち悪くて。ずっと学校の制服以外は、膝丈前後のスカート やショートパンツなんて履けませんでした。
しかし、ファッション雑誌は大好きで中学生の頃から毎月買っていて、一番買っていた頃は毎月３冊買っていたことも(笑)
特別支援学校の先生には、『雑誌買うお金貯めたら、 服買えるじゃん』と言われて
いましたが、自分が出来ないことを雑誌の中では、当たり前のことのようにしているので、見ていて気持ち良かったのです。
同時に羨ましいという気持ちもありましたが……。
その羨ましさが爆発？ したのは就労移行支援事業所に通い始めてから。
『長いスカートは履くけど、 短いのは履かないの？』と聞かれたのがきっかけでした。
そりゃ毎日マキシ丈のスカートだと、傷があるとかなんとか理由がない限り、普通はちょっと変に思いますよね。
だからそのときに短いスカートが履けない理由を言ったのです。
そしたら『もう長い間履いていないかもしれないけど、今ならいけるんじゃない？挑戦出来るのは２０代のうちだよ。３０代になったら挑戦を躊躇うようになる。履いてみて、ダメだったら止めたらいいんじゃない？』
そして、思い切って短いキュロットを購入。
earthとマイメロがコラボしたキュロットで、結構可愛い！
あれ？ 意外と大丈夫なんじゃない？ いける感じ？
流石にすごくストレスが溜まっていて、皮膚が敏感な時などは履きませんが。
それ以外は季節を問わず、週５で短めの丈のものも履いていました。
そして、今考えてみるとなんでも『私はこれがダメなんだ』という思い込みが自分自身の視野を狭めることに気が付きました。
やってみてダメなら元に戻せばいい。当たり前のことかも しれませんが、自分を守ることで必死だった私には、そのことにすら気がつかなかったのだと思います。
しかし、ここで問題が！
そんな私も今年の終わり頃には２６歳。やっぱり膝丈、もしくは膝下丈のスカートのほうがいいよなと思っています(笑)
ボタンがくるみボタンになっていたり、シンプルなのに少しデザインが変わっていたり、そっちに惹かれだしました。
現在、服を断捨離中。始めての短いキュロットは記念に何かに加工しようか？ それとも売ろうか？ 考え中です。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹
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