～ 障害を持った方の働き方 ～
動画を作成してみました。
私は結構気になったほうです。当事者だから余計に。
そこで簡単に障害者の働きかたについて記事にします。
一般就労［クローズ］
難易度★★★★★
氷山の一角を争う闘いのような難易度の高さ。
特別支援学校卒や、学校卒業後に就職してない場合は使えないでしょう。
特別支援学校卒というので、障害者だって分かりますからね。
メリット
・給与が良い
・待遇がみんなと同じで職場で浮いたりしない。
デメリット
メリットの反対がデメリットです。
待遇が同じということは、求められるものもそれなりにあるということ。
職場で何か障害がバレるようなことを起こすと……というのもあります。
一般就労［障害者枠での雇用］
難易度★★★★☆
意外と難しいです。まだ法定雇用率を達成している会社って半分弱ですもんね。
雇用するなら罰金を払うという会社も多いはず。
メリット
・多少勤務形態に融通が効く
・会社によりますが、最初からフルタイムを求めるところも少ないですね。
こちらから、「始めは６時間で！」と条件を言いやすいでしょう。また合理的配慮も
受けやすいのがメリットです。
支援センターなどが仲介に入ってくれる場合もあります。
デメリット
・給与は若干少なくなる
残業が出来ませんし、昇給というのもあるようでないですから。
同じ会社で１０年働いてもそんなに給与に変化がないという方も大勢います。
・障害者ということを周りの社員が知っているので、コミュニケーションを取るのが
難しかったりします。お互い気を使う感じで。
就労継続支援Ａ型
難易度★★☆☆☆
難しくないといえば、難しくないですが、人気の有るところは定員オーバーで年に１～
２人しか雇わないところも有るみたいです。
パソコンや農業、掃除、クリーニング等の単純作業が多いのも特徴のひとつです。
メリット
・１日４時間勤務。休憩１時間。
周りは全員障害者ということで、安心感もあります。
・ちなみに「社員が悪口を言ったり言い争いを起こした場合は解雇」という
一般企業にはない規則があるようです。
・一般就労［障害者枠］でしたいと本人からの要望があれば、その手助けもしてくれる
そうです。［殆ど聞いたことはありませんが、全くないというわけでもないです］
デメリット
・給与が安い。
働く時間が短い分、お給料もそれだけ少なくなります。
交通費が会社負担でないところもあります。また、昇給があるのは
最低賃金がアップしたときだけ。
就労継続支援Ａ型
難易度★☆☆☆☆
働くというよりは［居場所］作りといっても過言ではないかもしれません。
Ａ型と違い、休みたい時に休めます。身体を慣らすために行く、コミュニケーション能力を養うという意味で行っている方も多いのではないでしょうか。
メリット
・つらい時に休める
・嫌な時に休める！
・周りが障害者なので安心感がある。
まだまだ決められた日数を働くことが出来ないが、どこかに通うと生活リズムが
整う。バスなどで送迎もしてくれるところも多い。
デメリット
お給料というか工賃は非常に安いです。ピンキリかもしれませんが、月に万単位で貰えるところは少ないかと思われます。
数千円～２万円くらいまでではないでしょうか。
意外にもデメリットはこれくらいしか思い浮かびません
ちなみに、何も雇われる事だけ考えなくてもいいと思います。
『寝たきり社長』という名前でテレビにも出ておられますが、『雇ってもらえるところがないなら、起業しようかと』ということで、同じような寝たきり仲間と２人で始めて、三年後には無事従業員も雇えるようになったそうです。
流石にビックリしましたが、確かに雇われることを前提で物事を考えちゃ
いけないよなって思いました。
行動力本当に尊敬です！
以上で働きかたのお話は終わりです。自分の人生後悔のないように生きていきましょう！
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